🔍 透明性とコンプライアンス
⚖️ 法令順守への設計
このシステムが「選挙運動」とみなされず、「情報提供・啓発」として成立するための設計原理を説明します。
---
原則1: 候補者の対等取扱
実装
- ✅ すべての候補者データを等価に扱う
- ✅ 診断前の候補者一覧は「五十音順」または「完全ランダム」
- ✅ 一致度の高さで自動ソートされない
- ✅ 誰もが最初の診断では「中立的な状態」からスタート
理由
特定の候補者を優遇する並び順があれば、それは「選挙運動」と解釈される可能性があります。
---
原則2: 主観的記述の排除
実装
- ✅ 「この候補者は素晴らしい」といった評価はなし
- ✅ 「投票してください」といった勧誘もなし
- ✅ 運営側からの論評・推奨は一切なし
理由
主観的評価は「運営側の意思」が反映されているとみなされ、選挙運動に該当します。
---
原則3: 一次ソースの完全併記
実装
- ✅ すべてのデータに対し、根拠となる一次ソース(公式サイト、選挙公報等)を必ず併記
- ✅ 市民が「元の情報」に直接アクセスできる
- ✅ 運営側の解釈を経ない「生データ」へのリンク
理由
一次ソースが示されることで、「運営側がデータを勝手に加工した」という疑いを払拭できます。
---
原則4: アルゴリズムの完全公開
実装
- ✅ 計算ロジック、ソースコード、設計資料をすべて公開
- ✅ GitHub でオープンソース化
- ✅ 学者・メディアによる独立検証を奨励
理由
アルゴリズムが公開されていれば、「運営側が特定の候補者に有利なロジックを隠している」という疑いが生じません。
---
原則5: 運営ログの選挙後公開
実装
- ✅ すべての運営操作をイミュータブル(改ざん不可)に記録
- ✅ 選挙終了後、全ログを市民に公開
- ✅ デジタル署名により改ざん防止
理由
「運営側が恣意的に操作したのではないか」という疑いに対し、証拠を示して反論できます。
---
原則6: 運営者情報の明示
実装(現状の方針:当面は匿名運営)
- 🔸 団体名・代表者名は当面非公開(個人運営のため、しばらくは匿名で活動する方針)
- ✅ 連絡窓口として、サイト内の「サイトへのご意見」フォーム(/report/)を常設。
メールアドレスを別途フッター等に公開する必要はない(フォームで代替できるため)。
ただし説明責任上どうしても必要になった場合、運営者は連絡用メールアドレスを
開示できる状態にはある。
- ✅ 利益相反(特定の政治団体と関係がないか)を明記
- ✅ 外部監査の実施状況を公表
理由
「誰が運営しているのか」を実名で明かさなくても、連絡が取れる窓口(フォーム)さえ
常設されていれば、疑義があった際に説明責任を果たせる状態は保てる。団体名・代表者の開示は、
組織化やサイトの実績が積み上がった段階で改めて検討する(現時点では見送り)。
---
公選法Q&A
Q. 「市民診断」は投票勧誘に当たらないか?
A. はい。市民に判断材料を与えるだけで、「誰に投票しろ」とは一言も言っていません。
Q. マッチング度の表示は、候補者の優遇に当たらないか?
A. いいえ。市民の価値観と候補者の政策スタンスを「客観的に」比較しているだけです。一致度が高い = 良い候補者、とは限りません。
Q. 候補者が回答を拒否した場合、ペナルティを与えるのか?
A. いいえ。バッジで「回答なし」と示しますが、これは「ペナルティ」ではなく「情報の現状を示す」ものです。市民が判断材料として活用できるようにするためです。