このドキュメントは、候補者本人からの回答が得られない場合に限り、インターネット上の公開情報から 政策スタンスを推定して点数化するための手順を定めたものです。
このプロトコルに従って収集されたデータは、システム上つねに 🔴「公開資料より」 として扱われ、 本人回答(🟢)とは明確に区別して表示されます。運営が候補者の考えを代弁することは、いかなる場合もありません。
---
1. 本人回答が最優先。 自動収集は、回答依頼を送ったうえで回答が得られない場合の補完手段です。 2. 推定であることを必ず明示する。 収集したデータは公開ページで「運営がネット上の公開情報から推定した値です」と注記されます。 3. 全候補者に同じ手順を適用する。 特定の候補者だけ丁寧に調べる、逆に手を抜く、といった非対称な扱いをしません。 4. 一次ソースのURLを必ず記録する。 根拠を示せない項目は点数をつけず、`confidence: "low"` として扱います。 5. 書かれていないことを推測しない。 「この候補者は保守系だから、たぶん財政規律重視だろう」といった属性からの推論は禁止です。記述がなければ「言及なし」として扱います。 6. 人間が必ず確認してから保存する。 自動収集はフォームに値を入れるところまでで、保存操作は運営者が内容を確認したうえで行います。
---
各項目の軸は共通で 「現状で十分(0)↔ 最優先で取り組むべき(100)」 です。 これは「その政策分野に、その候補者がどれだけ重点を置いているか」を表します。
政策の賛否・方向性の good/bad を判定するものではありません。
| 点数帯 | 判定基準 | 例 |
|---|---|---|
| 0〜20 | 言及がまったくない、または「現状維持で十分」と明言している | 公約に一切登場しない |
| 21〜40 | 名前だけ挙がる程度で、具体策がない | 「福祉も大切にします」の一文のみ |
| 41〜60 | 他の分野と同程度に扱われている(標準的な言及) | 公約の一項目として通常の分量で記載 |
| 61〜80 | 重点項目として明記され、具体策がある | 見出しを立てて複数の施策を提示 |
| 81〜100 | 最重点。数値目標・財源・期限のいずれかが示されている | 「4年以内に待機児童ゼロ」など |
| 値 | 条件 |
|---|---|
| `high` | 公式サイトまたは選挙公報に明確な記述があり、URLを提示できる |
| `medium` | 報道・議事録など二次的な資料から読み取れるが、本人の直接的記述ではない |
| `low` | 記述がほとんどなく、点数が推定にとどまる(この場合は必ず 41〜60 の範囲に置く) |
確信度が `low` の項目は、極端な点数(0〜20 や 81〜100)をつけてはいけません。 情報がないことを「関心がない(=低スコア)」と解釈するのは、候補者に対して不当だからです。
---
「現状で十分(0)↔ 最優先で取り組むべき(100)」という優先度の軸。どの選挙にも共通して出てくる項目で、 すべての候補者がある程度は必ず言及する分野。
| # | 大分類 | 具体的な争点 |
|---|---|---|
| 1 | 子育て・教育 | 待機児童対策、給食費無償化、学校施設の老朽化対策、教育格差の是正 |
| 2 | 福祉・医療 | 高齢者介護、地域医療の充実、障がい者支援、健康寿命の延伸 |
| 3 | 経済・産業振興 | 地元企業の支援、企業誘致、商店街の活性化、観光振興、農林水産業の支援 |
| 4 | 都市基盤・交通 | 駅前再開発、道路網の整備、コミュニティバス等の公共交通、空き家対策 |
| 5 | 防災・防犯 | 震災・水害対策(インフラ強靭化)、避難所の整備、防犯カメラの設置 |
| 6 | 環境・エネルギー | ごみ減量化・処理施設問題、再生可能エネルギーの推進、自然環境保護 |
| 7 | 行財政改革・行政DX | 市役所のデジタル化推進、財政健全化(無駄の削減)、情報公開、市民参加 |
選挙ごとに、管理画面で自由に作成する8つ目の項目。**「どれだけ力を入れるか」ではなく 「どちらの方向に進めるか」を問う軸**で、候補者の主張が実際に真っ二つに割れている 今回固有の論点(例:新庁舎の移転を推進するか、白紙撤回するか)に使う。
優先度の項目と同じ点数化ルーブリック(0〜100 の点数化基準)を使ってはいけません。 最大争点の点数は「賛否のどちら寄りか」を表します。
| 点数帯 | 判定基準 | 例(軸が「白紙撤回すべき(0)↔ 計画通り進めるべき(100)」の場合) |
|---|---|---|
| 0〜20 | 左側(left)の立場を明確に主張している | 「白紙撤回する」と明言 |
| 21〜40 | 左側寄りだが留保がある、または部分的な修正を求めている | 「見直しが必要」「規模を縮小すべき」 |
| 41〜60 | 立場を明言していない、両論併記、または言及がない | 「街づくりを一体的に考えたい」など、賛否に踏み込まない発言 |
| 61〜80 | 右側寄りだが留保がある、または条件付き | 「進めるが説明責任を果たす」 |
| 81〜100 | 右側(right)の立場を明確に主張している | 「計画通り完成させる」と明言 |
確信度(high/medium/low)の考え方、根拠(evidence)必須、確信度lowは41〜60にクランプする、 といったその他のルールは基本7項目とまったく同じです(第3章参照)。
この軸は「良い/悪い」を判定するものではありません。 0に近いことも100に近いことも、 どちらも等しく正当な政治的立場です。運営の意見をどちらか一方に寄せないでください。
※ 選挙ごとに設問を変更している場合は、その選挙に設定された設問リストが優先されます。 最大争点が設定されていない選挙では、items に index 7(またはそれ以降)を含めないでください。
---
調査結果は、以下のJSON形式で出力します。 管理画面の「調査結果を貼り付け」欄にそのまま貼り付けると、フォームに反映されます。
{
"candidate_name": "候補者の氏名",
"overall_note": "調査の概要。参照した資料の種類と、情報量が十分だったかを1〜2文で。",
"profile": {
"age": 58,
"is_incumbent": true,
"current_position": "現在の肩書き・現職(例:市議会議員(2期)、県議会議員、◯◯株式会社 代表取締役)。分からなければ空文字。",
"stance_summary": "今回の選挙で何を訴えているか(主な公約・重点政策)を2〜4文で。経歴やプロフィールの要約ではない。",
"source_urls": ["https://example.com/profile"]
},
"items": [
{
"index": 0,
"category": "1. 子育て・教育",
"score": 85,
"confidence": "high",
"evidence": "点数の根拠。どの資料にどう書かれていたかを具体的に。憶測を書かない。",
"source_url": "https://example.com/policy"
}
]
}---
このプロトコルで収集されたデータは、システム上で次のように扱われます。
---
自動収集は、候補者の主張を運営が要約する作業です。要約には必ず解釈が入ります。 だからこそ、根拠と出典を全部見せる、推測しない、本人回答で上書きできるようにしておく、という 3つの歯止めをかけています。この歯止めを外した運用はしないでください。